学生が主体となってグローバルヘルスの課題について学び議論するWKCフォーラム「My health, my right〜私達の健康、地球の健康〜」が、 inochi WAKAZO project との共催で8月25日に開催されました。対面とオンラインのハイブリッド開催となった今回、日本全国から約200名の学生および一般の参加者が参加しました。
基調講演では、国連パレスチナ難民救済事業機関 保健局長の清田明宏先生より「Face the reality in our world to achieve our planetary health」と題して、紛争地域での医療提供のご経験や、ご自身のキャリア、Planetary Healthとの向き合いについてご講演いただきました。
また、視聴者参加型のグループディスカッションでは、今回のフォーラムに先立ち開催された「WKCサマースクール」の参加者およびinochi WAKAZO projectの学生たちが主導するかたちで、「地球環境と健康」「紛争と健康」など健康に関する6のテーマについて活発な議論がなされました。
続いて行われたパネルディスカッションでは、長崎大学熱帯医学研究所 川原尚行客員教授、聖路加国際大学公衆衛生学研究科 坂元晴香客員准教授、東京大学大学院医学系研究科国際保健政策学 橋爪真弘教授にご参加いただき、代表の学生2名と「Education and Advocacy ~私たちの考えるPlanetary Health~」をテーマに様々な意見交換がなされました。
フォーラムの運営大学生により作成された提言書には、6のテーマに対する学生の研究結果と意見が記され、手交式にて WHO神戸センター所長サラ・ルイーズ・バーバーと兵庫県保健医療部 田所昌也部長にお受け取りいただきました。
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