WHO神戸センターは、保健医療制度の発展に寄与する政策研究を行う、WHOのグローバルリサーチセンターです。WHO本部の部局としてグローバルな視点から活動するとともに、拠点を置く関西地域の自治体や研究機関、コミュニティと連携して、地域の課題にも応える研究を進めています。またグローバルヘルスや公衆衛生の分野において、地元の大学・高校を中心とした青少年の教育や国際感覚の醸成にも貢献しています。
WHO神戸センターの茅野龍馬医官は2024年12月12日、マリストブラザーズインターナショナルスクール(神戸)のGrade 9とGrade 10の学生8名の訪問を受け入れ、WHOやWHO神戸センターの活動についての講義をするとともに、がんや疫学、医療危機など、多岐にわたる学生からの質問に答えました。今回の訪問は、学生たちが2025年の世界保健デーの活動に何らかの形で関わりたいと考える機会となりました。