神戸市立葺合高等学校にて講義を実施

2025年7月16日
ニュースリリース

2025年7月10日、WHO神戸センターのローゼンバーグ恵美技官は、神戸市立葺合高等学校にて講義を行いました。講義は英語で実施され、約80名の生徒が参加しました。「国際保健協力の歴史と世界保健機関の役割」をテーマに、感染症対策に始まる国際的な取り組みの歴史、WHOの設立とその使命、ミレニアム開発目標(MDGs)や持続可能な開発目標(SDGs)、さらには新型コロナウイルス感染症への対応といった現代の国際保健の流れについて紹介しました。

講義後には活発な質疑応答が行われ、「MDGsはどれほど成功したのか」「SDGsは実現可能なのか」という問いや、「WHO神戸センターは地域でどのような活動をしているのか」というローカルな視点からの質問も寄せられました。講義を受けた生徒からは、「SDGsやWHOの活動が、身近な社会とも関係していることがよくわかった」といった声も上がり、国際保健を理解する貴重な学びの機会となりました。