WHO神戸センターのローゼンバーグ恵美技官は4月18日、神戸大学医学部医学科の3年生を対象にした公衆衛生学の講義に、昨年に続き講師として登壇しました。
「国際保健分野におけるWHOの役割とユニバーサル・ヘルス・カバレッジへの取り組み」と題して、変化するグローバルヘルスのニーズや、国際保健規則(2005)にもとづいた新型コロナウイルス感染症流行への対応などについて概説しました。また、世界的な人口高齢化の影響を考慮したユニバーサル・ヘルス・カバレッジの推進に向けてWHO神戸センターが進める研究についても紹介。
さらに、講義の数日前に条文案の合意が発表された「パンデミック条約」についても触れ、感染症の世界的な流行への対応を強化する条約の意義について話しました。