WHOは、提供可能なリソースの増強、医療従事者の能力向上、そして医療サービスの質の向上を通じて、医療へのアクセス改善を目指しています。WHOの「健康のための人的資源に関する世界戦略」では、医療システムの直面する課題の解決を図り、誰もが質の高い医療サービスに確実にアクセスできることを目指しています。
この戦略では、5つの主要分野に焦点を合わせています。すなわち、保健医療へのアクセスの改善、医療従事者の増強、医療従事者計画の強化、医療従事者のパフォーマンス改善、そして医療従事者の公平の促進です。この戦略は、さらに、医療分野で働く人びとの質量の向上、医療従事者に関する計画の改善、医療従事者のパフォーマンス強化、そして医療従事者の公平の促進にも焦点をあてています。
2022年5月、WHOとそのパートナーは、『アクションプラン:非常事態への備えと対応に焦点を合わせた基本的公衆衛生機能を実現するための国家レベル人材能力(2022~2024年)(仮訳)』を公表しました。このロードマップでは、WHOとそのパートナーの貢献を整理し、基本的な公衆衛生機能(緊急事態への備えと対応とを含みます)を担う学際的な人材の能力をWHOのすべての加盟国が強化するための5年間のビジョンを示しています。
このアクションプランは、ロードマップの最初の2年間(2022年7月から2024年6月まで)に期待される直近の活動と成果とに焦点を合わせ、次の目標を達成することを目指しています。
- 2023年6月末までに、すべてのツールとガイダンスが用意され各国による現地化が可能となり、参加組織によって承認されること。
- 2024年6月末までに、少なくとも100の国が各国自身で3つの行動領域でのベンチマークを実施し、実行のための行動計画を作成すること。