兵庫県立龍野北高等学校 看護専攻科の学生がWHO神戸センターを訪問

2025年9月29日
ニュースリリース

WHO神戸センターの茅野龍馬医官は、9月19日に当センターを訪問した兵庫県立龍野北高等学校の看護専攻の生徒約40名に向けて、講義を行いました。

講義では「国際保健とWHO ― グローバルヘルス課題の変遷とWHOの取り組み ― 」を主題に、WHOが国連システムにおける国際保健の調整・統括機関として果たす役割を紹介しました。また、感染症対策、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)、高齢化や健康危機管理といったグローバルヘルスの主要課題について、具体的な事例を交えながら解説しました。さらに、国際機関で働くために求められる学位や外国語能力、専門性といったスキルについても触れ、学生たちが将来の進路を考えるうえでのヒントを示しました。