WHO神戸センターは、東南アジア諸国連合(ASEAN)との強力なパートナーシップを築き、災害・健康危機管理に関する研究手法の地域ネットワークを支援しています。
当センターの茅野龍馬医官は、新しく設立されたASEAN Institute for Disaster Health Management(AIDHM)向けに、災害・健康危機管理研究の方法論に関するオンライン講義を行いました。講義では、研究手法の革新性や最新動向、課題を共有し、「災害・健康危機管理の研究手法に関するWHOガイダンス」の紹介も行いました。また、この分野における研究者、実務家、学生間の活発な地域連携の重要性を強調するとともに、各国における研究のキャパシティ強化に向けたWHO神戸センターの貢献を再確認しました。
当センターは、社会のあらゆるレベルにおいて、より多くの人が緊急事態や災害による健康への影響からより確実に守られるよう、研究の実施・普及を推進しています。