10月25日、WHO神戸センターの茅野龍馬医官が静岡大学において講義を行いました。講義では、「グローバルヘルス課題とリスクマネージメント~MDGs、SDGsとWHOの役割~」をテーマに、国際保健におけるWHOの役割や、世界的な保健課題の変遷、そして災害・健康危機管理に関する最新の取り組みについて解説しました。
茅野医官は、感染症対策やユニバーサル・ヘルス・カバレッジ、抗菌薬耐性など、グローバルヘルスにおける主要課題を取り上げ、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた国際的な枠組みや官民連携の重要性を強調しました。また、WHO神戸センターが担う政策研究の役割や、日本発の災害・健康危機管理研究の成果についても紹介しました。