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セクション7:研究者の手引き
7.6章 研究論文の書き方

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著者:Ofrin RH, Bhola AK, Buddha N.
第7.6章では以下のように研究の報告書を準備する際の実践的なステップを説明しています。
- 研究結果の影響、利用、実行を改善するために関連する読み手を特定し、絞り込む
- 原稿に記載する必要のあるものに優先順位をつけ、適切なジャーナルを特定する
- 原稿のアウトラインを準備する
- ターゲットジャーナルのガイドラインおよび関連する報告ガイドラインに従って原稿を作成する
- 原稿がアクセプトされ、公開される
本章について
災害・健康危機管理(Health EDRM)における研究結果の明確な報告をすることは研究からエビデンスを利用する際に意思決定者が必要とする情報を提供するために重要です。
この章では、科学的エビデンスとしてアクセプトされるような研究結果を報告するための、プロセスを説明しています。適切なジャーナルにおける出版に向け、原稿を準備するために従うべきいくつかの一般的な手順について説明しています。このガイダンスは、災害・健康危機管理の研究者が手に入れやすく、有益で透明性のある方法で研究結果を準備し、出版することの役に立つはずであり、エビデンスに基づいた意思決定のサポートすることが可能です。
本章のキーメッセージ
- 災害・健康危機管理に関連する研究結果を準備し、出版することは人道・開発の連携を強化する上で貴重な貢献となります。
- 作成した新しいエビデンスについてどのように前向きな違いをもたらすことができるかについて明確にします。
- 選んだジャーナルの著者ガイドライン、実施した研究の種類における関連する報告ガイドライン、対象となる読み手の期待に従って原稿を準備します。
- 原稿の最終版には読み手にとって理解が可能である明確な考えを述べているようにしましょう。
- 理想的には、オープンアクセスジャーナルに原稿を投稿し、広汎に広まり、使用され、研究結果が取り入れられるようにしましょう。